ロゴス腹話術研究会とは

腹話術は、お人形と術者の心の通いによる対話です。そしてそれを見る人によって成り立ちます。

 ◯ ケンちゃん

 × ナーニ?

 ◯ あのね

 × ウン

 ◯ さあ、これからはじめましょうね

話が進むとみんなの顔に笑顔が浮かびます。子どもも大人もお年寄りも、お人形と腹話術のおじさんのたくみな話に引き寄せられます。どんなお話になっていくかは、おじさんの思惑とは違ってくる場合もあります。お人形は生きています。そしてお人形が語りかける言葉は、聞いているみんなの心に自然になじみます。

私たちは言葉を大切にしています。「ロゴス」とは、聖書の「言葉」という意味で、神さまからの言葉を示しています。

元々、腹話術というものは教えるものではないし、また教われるものでないとされていました。ロゴス腹話術研究会は、春風イチロー師匠(1925年~2015年)が素人にも学べる腹話術として独自に開発し、1966年頃から習いたいと希望される人であれば誰にでも教えたことに始まります。プロの腹話術師であり、かつ牧師であったイチロー師匠は神さまの言葉を伝えるという使命で日曜学校や伝道活動に用い、また、広く笑顔を届けたいとの思いから社会でボランティア活動をする人に「ロゴスの心と技」に基づく腹話術を伝えてきました。弟子たちは、保育園・幼稚園、学校、病院、警察、消防、高齢者施設、教会、寺院など様々な場で腹話術を演じています。みなさまにお人形を通した笑いをお届けしたく、私たちは日夜互いに切磋琢磨し学んでいます。

腹話術の楽しみは、なんといっても「みんなの笑顔」です。また「術者の口が動かないかどうかみる」、「お人形と術者の軽快なやり取り」、「お話の中身」などいろいろあります。腹話術をやってみたい! こういうものが自分のものになったらいいな、そう思われる方はどんどん仲間にお入りください。初心者研修会、各地での月例会などあります。ご一緒に学びましょう。

会員募集チラシ

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